作:石塚環あの日の約束は覚えているのは、俺だけなのかな。 「なおちゃん、なおちゃーん」 近所の原っぱで兄貴たちと遊んでいると、おまえはいつもケーキ屋から飛び出してきて俺のあとをついてきた。 「ついてくんなよ。それに何度言ったらわかるんだ。俺の名前は直樹だ ...