SugarStory's

オリジナルの女性向けのSS(ショートストーリー)が読めるサイトSugarStory'sです。ごゆっくりお楽しみにくださいませ。

カテゴリ:SS

言葉を交わさない時間がかれこれ二時間は経過した。 今日は久しぶりに二人そろっての休日で、彼の部屋で二人きりという状況であるにもかかわらず、お互いの距離はやや開いている。 前日に恋人の彼から家に来ないか、と電話で連絡を受けたわたしは、二つ返事で「行く」と伝 ...

作:ねこねこマーチ(@nekoneko_march)   ――オレの学校には、伝説がある。 いやややや、ちょ、ちょっと! ちょー待ってって! そんないきなり画面閉じようとしなくてもっ! や、気持ちはわかる、わかるけどもっ! オレだって、いきなり“伝説”なんて大風呂敷広げ ...

  おぉ~、信じてくれるか、心の友よ! アンタ本当にいいヤツだなぁ。 で、なんでこんな話を始めたかっていうと――まぁつまり、今オレは件の時戻し地蔵の前にいるワケだ。 折しも今日はクリスマスイブ。ピカピカのイルミネーションで着飾った街中で、多くの人がワクワ ...

  「神様仏様、時戻し地蔵様っ! オレの時間を、あの日の教室まで戻してくださいっ!!」 “祈りの言葉”をかまずに言い切り、無意識にとったお祈りポーズのまま待つ事しばし――……。 なにも、起こらなかった。 「……マージで~?」 我ながら呆れるほどのマヌケな ...

  「ちょっと待ったー!」 教室の扉へ向かいかけたユマが、驚いたように足を止めた。 「な、なに? そんな大声出して」 「あ、いや……ちょっと、話が」 「話?」 小首を傾げたユマが、「ん?」というように軽く唇を尖らせ、オレの顔をのぞきこむように近寄ってくる ...

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