SugarStory's

オリジナルの女性向けのSS(ショートストーリー)が読めるサイトSugarStory'sです。ごゆっくりお楽しみにくださいませ。

2014年09月

作:カメ美(@midogame) 通勤時間帯の都内へと向かう電車内の満員っぷりにただひたすら足を踏ん張って倒れないようにと、必死に耐える彼女の名前は三島葵。 地方の中小企業に勤務する28歳、独身。 地元の電車も通勤時間帯はそれなりに混雑するが、それとは比べ物にならな ...

作:カメ美(@midogame) 笠原良樹。どこかで聞いたことある名前だ。 フロアの中央で穏やかな笑みと物腰柔らかな口調で丁寧に挨拶する男性。 間違いない。先月のセミナーで一緒になったあの人だ。 葵は確信するのと同時に、彼が自分の後輩になるという偶然の現実がまる ...

作:マリエ(@plankton0304) 「う、ん……?」 ふと誰かに呼ばれたような気がして重たい瞼を持ち上げると、ぼんやりした視界に飛び込んで来たのは、床に散らばったスーツとワイシャツ、そしてテーブルに置かれたままの缶ビール。 背中にぴったりとくっついたぬくもりから ...

咲羅まめ(@nononn119) 廊下を駆け抜けてきた勢いのままにならないよう、息を整えながらゆっくりとドアを開ける。ガラガラガラという音をたてるのは仕方のないことなのだが、やはり図書室ということもあってか少し罪悪感を感じてしまう。その罪悪感を振りはらうように首を ...

作:望月萌(@moe3m_) 日曜日の午後。 外は相変わらず暑そうで、ガラス越しにもセミの声が聞こえてきそうだ。 僕はと言えば、今日は外出の予定がなくてよかったな、なんてリビングのソファに座りながら考えていた。 テレビでもつけようかと、リモコンに手を伸ばしたその時 ...

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