02

「ねぇ、君は僕にしてほしいことってないの? え、急にどうしたのって……だって折角七夕なんだし、僕が出来る事ならなんでもしてあげたいなって」

 

「え? 何にもないの? あ、でもお父さんに会いたいとかだとすぐには難しそうだから、僕が出来ることね」

 

「そんなに難しく考えないでよ。何だっていいんだよ? ……え? 皆がいてくれたらいいよって……うーん、それも嬉しいんだけど。……出来れば『僕がいてくれたらいいよ』の方が良かったかな」

 

「ははっ、困らせちゃったね。ごめん。今日だけじゃなくて、これからもずっと一緒にいようね? ……チュッ」

 

おしまい