「ユマが好きだ」

1秒が1000秒にも感じられる時が過ぎた頃。
ユマの両目から、はらはらと涙がこぼれ落ちた。

「ユ、ユマっ!?」

慌てるオレを、

「バカッ!」

と、ユマが怒鳴りつけた。

「順番逆っ!」

「順番?」

「普通、好きって言ってから抱きしめたりじゃん。それに……」

いったん言葉を切って、上目遣いで。

「――あたしが先に言いたかったのに……」

ぐはっ!

「~~~オマエ、オレを萌え死にさす気かっ!」

「は?」

「い、いや……。
とにかく――両想い、ってことなんだよ……な?」

「……うん」

消え入りそうな声でユマが頷き、そのまま真っ赤な顔を伏せる。
その瞬間、オレは再びまばゆい光に飲み込まれた――。

■選択肢
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