ガーーーンッ!!

そりゃないぜ、心の友よ。
いやさブラザー。いやさメーン。
ま、限りある時間、オレの与太話なんかに使えねーYO! って気持ちもわかるがな。

フッとクールな笑みを口の端にきざむと、オレは時戻し地蔵に背中を向けた。

と。
突然、目の前にひらひらとなにかが舞い落ちた。

七夕の短冊のような長方形の白い紙を拾い上げてみると、

『ぴょん吉』

と、大きく墨書きされていた。
そりゃもー、見事な達筆で。

「~~~ぺったんこーっ!!」

魂の咆哮が天空を駆け抜け、辺りに静寂が戻った頃、オレは「ぴょこん、ぴたん」と呟きながら、雑木林を後にした。

<END>