SugarStory's

オリジナルの女性向けのSS(ショートストーリー)が読めるサイトSugarStory'sです。ごゆっくりお楽しみにくださいませ。

作:石塚環(@tamaki924) 時代は厳しい。 屋外に設置されたパイプ椅子に座りながら、目の前に置かれている丸いクリーム色の物体を見つめた。 大人が両手を広げても抱えきれない大きさで、猫のような目鼻と口がついている。端っこには太い手足がついている。 てっぺんには ...

作:カメ美(@midogame)   口説く。意味としては、自分の思いを言い寄ること。 葵は笠原が何を言っているのか理解できず、思考回路が停止してしまった。 こんな風に意味深なことを言われたのも初めてだし、ましてや口説くだなんてはっきりと言葉にされたのも初めてだ。 ...

作:カメ美(@midogame) 笠原は葵と同じ仕事をするので当然デスクは隣同士である。 パソコンの電源を入れ、荷物を整理し始める笠原に葵は問いかける。 「笠原さんはこっち引っ越されるんですか?」 ここは都心からは電車で二時間と少しの地方都市。通勤で毎日通うのは少 ...

 作:ドンタコス(@hanatarekko)  終電までタイムリミット30分。もはや心理戦と化した、彼女とのラインのやりとりにも一層熱が入る。 オレの彼女、真帆はオレの家から2駅離れた所に住んでいる。同じ大学に通っているオレたちは、付き合って2年目だ。 互いに下宿してい ...

初めに 本編はシチュエーションカレシに第五弾過保護カレシのミニドラマの台本をまとめたものです。 基本台本ベースのものなので、読みづらい点もあるかと思いますが、音声と合わせてお楽しみに頂けますと幸いでございます。 ・補足 「」は雅希の台詞 //はアナタからの行 ...

作:もり うーん…。よく寝たな。ようやくワシも、ようやくワシもこうやって目覚められたな。 三等身の体を思いっきり伸ばし、自由に動けるようになった喜びを満喫していた。 ワシがこの世に生まれ出でて、早幾歳…。 最初のワシの姿は、当時としてはハイカラなタキシー ...

作:カメ美(@midogame) 通勤時間帯の都内へと向かう電車内の満員っぷりにただひたすら足を踏ん張って倒れないようにと、必死に耐える彼女の名前は三島葵。 地方の中小企業に勤務する28歳、独身。 地元の電車も通勤時間帯はそれなりに混雑するが、それとは比べ物にならな ...

作:カメ美(@midogame) 笠原良樹。どこかで聞いたことある名前だ。 フロアの中央で穏やかな笑みと物腰柔らかな口調で丁寧に挨拶する男性。 間違いない。先月のセミナーで一緒になったあの人だ。 葵は確信するのと同時に、彼が自分の後輩になるという偶然の現実がまる ...

作:マリエ(@plankton0304) 「う、ん……?」 ふと誰かに呼ばれたような気がして重たい瞼を持ち上げると、ぼんやりした視界に飛び込んで来たのは、床に散らばったスーツとワイシャツ、そしてテーブルに置かれたままの缶ビール。 背中にぴったりとくっついたぬくもりから ...

咲羅まめ(@nononn119) 廊下を駆け抜けてきた勢いのままにならないよう、息を整えながらゆっくりとドアを開ける。ガラガラガラという音をたてるのは仕方のないことなのだが、やはり図書室ということもあってか少し罪悪感を感じてしまう。その罪悪感を振りはらうように首を ...

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