SugarStory's

オリジナルの女性向けのSS(ショートストーリー)が読めるサイトSugarStory'sです。ごゆっくりお楽しみにくださいませ。

作:もり ぬいぐるみかれし その1 ぬいぐるみかれし その2 今までに、主人が寝ている間に見る“夢”やらがワシの頭の中に流れ込んできて、ワシの夢として見てしまうことは、時折あった。歴代の主人に関してもそうじゃった。  しかし…。しかしじゃ。  ワ…、ワシが ...

作:虚空花(@morino_hana) 声を聞かせて 第1話 「亜紀(あき)、この頃変だ。何かあったのか?」  ――放課後の大学研究室。  後ろから声をかけられて、私は弾けるように目を覚ます。  べつに眠っていたわけではないけど、ついぼんやりしてしまった。  振り返れば、 ...

作:石塚環(@tamaki924) すっかり顔色を悪くしているな。 音楽室には僕と彼女しかいない。ひとつの年下の後輩は、壁に飾られたベートーベンやバッハに睨まれたように怯えきっている。 「先輩、無理ですよう。私にソロパートなんて……」 「観念しなよ。本番は明日なんだ ...

作:虚空花(@morino_hana) 「えっと、これどうぞ――」  声のトーンを少しだけ上げて営業スマイルを作るけど、笑顔を向けた途端、全身紫のオバさんに拒絶される。 「いらないわよ」  私が差し出したポケットティッシュをかわしたオバさんは、まるで私が悪いことをして ...

作:マリエ(@plankton0304) その日、久しぶりに仕事で外回りに出た私は、出先から直帰できる状況に少しだけ浮かれていたのかもしれない。 せっかくいつもより早く仕事を上がれるんだもん、たまにはショッピングをして帰ろうか、それともさっさと家に帰ってゆっくりお風呂 ...

作:カメ美(@midogame)   部内の歓迎会の帰り道。笠原と携帯番号とアドレスの交換をした葵。あの後、ちょうど自宅に着いた頃に笠原からのメールの着信があった。 「今日はありがとうございました。またこれに懲りずに仲良くしていただけたら嬉しいです」 内容は至ってシ ...

作:カメ美(@midogame)   翌朝、出勤した葵は会社のドアを開けようとしたところで思わず立ち止まってしまった。 昨日の今日で笠原とどんな風に顔を合わせたらいいのか。 まさかの展開に動揺が隠せなかった葵は帰宅して布団に入る頃には「あれはきっと幻だったのだ」と ...

作:ドンタコス(@hanatarekko) 「あれ?笹原さん、前髪切った?」 田中くんが、電車で私を見つけるなり、嬉しそうに近づいて来た。 確かに、昨日の深夜になんとなく前髪を切りたくなり、ばっさりいってしまったのだけど、短すぎる、言わばオンザまゆ毛になってしまった ...

作:カイバ 「掃除をするって聞いたんだけど」 手元の漫画を素早く閉じて隠しても、見られたのは確実だった。 おにいちゃんに予定を聞かれて、部屋の掃除をするとメールしたのは、一昨日のことだった。もちろん掃除はしていた、多分…一時間前くらいまでは。本棚の整理を ...

作:もり ぬいぐるみかれし その1 ぎんじろうが自由に動いたり、話せるようになってもうすぐ二週間くらいかな。  それまでも自分の部屋で、夜寝る前にその日にあった出来事とかをぎんじろうに話しかけてたから、たとえ動けるようになっても、違和感なんて感じなかった。 ...

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